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にじぞう と ニック・スミス
2007.1.19


 


第20回

   
※この映像は「joy」の中から部分的に使用しています。
フルバージョンを見る


「にじぞうJOY」について覚え書き

今回の新しい作品「にじぞうJOY」は、
前回と比べて、ぐっと
アンビエントなテイストに仕上がりました。

と書いてみて、、、ん?
アンビエント【英】anbient ・・・
具体的に言葉にするとどんな意味だっけ?

というわけで、コラムの執筆中ではありますが
ちょっとググってみます。

・・・なるほど!
僕のイメージと確かに重なっているけれど、
実にいろんな定義を与えられたコトバですね。
(ちょっと面白かったので、よかったら各自で
 見てみて下さいね。http://www.google.com/

では、拙いですが僕の言葉で続けます。

前回のにじぞうは
「 頭 で理解するより、感覚 で感じて貰えるような映像」、
今回のにじぞうJOYは
「 心 で感じて貰えるような映像」を強く意識しました。

以前、NHKのドキュメント番組で、
仏師(仏さまを彫る人)の話を見たのですが、
その中にピッタリの表現がありました。

「あなたにとって理想の仏像とは?」と言う質問に、
仏師は
「祈る人、その人その人にとって感情が入り易い仏像」
と答えていました。

にじぞうJOYも、例えるなら
そんなことを考えながら、作りました。
誰かの心と、ハラカミさんの美しい音楽と、映像、、
それらが反射して、共鳴することを願いつつ。

映像の尺は、約10分。

のんびりとした気持ちで、画面をぼーっと見たり、
視線をそらし音楽だけを楽しんだり、また画面を見たり、、
小窓から景色を見るように、
とにかくリラックスして映像を楽しんでください。

懐かしさ、記憶、過去、未来、希望、優しさや愛しさ
何でも良いのだけれど、
見ている人の心のスイッチがうまく パチリ と入れば良いなー!
と、そんなことを願いながら作った作品です。

本来世界は美しい・・・!
にじぞうのことを考える時、僕はよくこの言葉が浮かびます。
みなさんはどうですか?



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