少しだけ寒くなったり、
時に陽射しは暖かかったり・・なんとなく
春がやってきてる気がしますね。
冬が何処に行ったのか少し心配ですが・・
わりと穏やかな毎日です。
なるべく窓を開けて、
外の空気に耳を傾ける・・・。
「リラックスする」というのは日々の生活で
とても大事だなあと思いますね。
僕は1日の終わりに、お風呂につかって
本や雑誌を読むのが好きなのですが、
これはかなり疲れが取れて、頭の中がリセットされます。
そんな時、時々読み返す本に、
梶井基次郎「檸檬」があります。
教科書にも載っていた有名な小説なので
内容は省略しますが、
いつも読んだ時に、強烈なレモンの色が
頭の中に飛び込んで来て、毎度ハッとさせられます。
文章という表現だけど、
はっきりと色を感じとれるんですね。
鋭い言葉によって、読んでいる僕らも
ぐんぐんと小説の世界に引き込まれていき、
実際に目にしている以上にハッキリと
いろんなものを見ているわけです。
・・・表現の力は凄い。
そんなことに改めて気付かされ、
軽いプレッシャーと、心地よい刺激を
そっと与えてくれる小説です。
今の季節にピッタリの話かもしれませんね。
もし良かったら読んでみて下さい。
にじぞうから放たれる七色の光、
どんな感じで皆に伝わってるのかな? |