朝、めずらしく、4時におはよう。
もう空があかるかった。夏になっていた。
いつもの徹夜あけでみる朝の光は
ゆるしてくださいというかんじだけど、
今朝は部屋じゅうがきらきらしていて、とてもきれいだった。
うまれたばかりの時のかんじだろうか？
あたまの中がゼロ。ゼロのゼロ。
太陽っていいじゃん。
空も雲もスズメもタンポポもリスもアリも
みんな起きているんだと思うと
僕も起きなきゃと思った。
うれしくて、昨日買った自転車のタイヤを交換する。
リムテープとチューブとタイヤの初めての３セットの交換。
パンクの修理はだいぶ慣れたけれど、
手こずりながらも完了する。
でも、地味なグレーと黒のタイヤできれいになった。
空気圧も８にあわせて、準備オーケで新宿にむかう。
朝の７時で車も少なく、車道をビュンビュン走る。
２０分ぐらいで到着。心臓はバクバクだけど気持ちがよかった。
太陽とともに生きてみたい。
はじまりがはっきりとすれば、終わりもはっきりとする。
終わりが漠然としているのは、はじまりが間違っていたんだと思う。
日の出がはじまりで、日の入りが終わりなんだ。
一日で一生涯が終わる。
きっと一日も一生涯も同じ長さなんだと思う。
僕の祖母は朝日に感謝をして手をあわしていた。
彼女のシルエットはとてもきれいだった。
毎日違う人生が始まっているんだと思う。
たまたま、同じ僕だと思いたいかもしれない。
同じ僕じゃないと困る時もあるけど、
無限にエンドレスでありたいという願望は
自分にではなく、太陽にまかせてみよう。
僕は知らないうち自分を土のなかに埋めるプレイをしている。
ココロのなかに夜ではなく太陽のしめす割合を増やしたい。
ココロがガングロになるといいな。
みんな起きている時に、僕も起きていよう。
みんなが眠っている時に、僕も深い眠りに入っていこう。
終日、ファイストを聴く。
１１時におやすみ。
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