福音館をつくってこられた松井直さんの講演会にでかけました。
「読書の力、絵本の力」というテーマでの
2時間ほどの講演会でした。
「人はことばのおかげで、人の気持ちがわかりあえる」
ことばの大切さを説かれておられて、
いろんなことに思いをめぐらしました。
僕なりに簡単にいえば、どのように生きようか、ということ。
いろんなことを自分に問いかけることになりました。
僕は彼のいう人に伝える「ことば」を育てようとしているのか?
伝える「ことば」を大切なものとして思ってきたんだろうか?
べビーベットに帰るんだという思いから「にじぞう」が始まり、
1枚の絵のなかに、とても短い物語をいれ、
その思いを伝えようと試行錯誤をしてはいるが、
そのアウトプットの出口の場所に
具体的に、リアルに誰がいたんだろうか?
「ことば」を伝えたい具体的なひとは誰だったんだろうか?
その「ことば」はどんな「ことば」だったんだろうか?
書かれた「ことば」なのか、
また、ひとに語り伝えられた「ことば」なんだろうか?
![](img/20071110.jpg)
絵は「ことば」では語らない。だから絵だよね。
語り伝える「ことば」がつむいでいく物語は
絵とは別のちからが必要なんだと改めて思う。
とても素敵なことを教えていただいたように思います。
もう1度、トライしてみようという勇気もいただきました。
ありがとうございました。
すこし前に「箱根のゴッホ」のことをかきました。
これを読んでいてくれたブンちゃんが
新宿のゴッホが1点見れますよと教えてくれました。
ひまわりだった。とても大きなひまわりだった。
ゴッホはあーだこーだもなく、ただ、ただ、かっこいい。
終日、ホロヴィッツのショパンを聴く。
3時におやすみ。 |