福音館をつくってこられた松井直さんの講演会にでかけました。
「読書の力、絵本の力」というテーマでの
2時間ほどの講演会でした。
「人はことばのおかげで、人の気持ちがわかりあえる」
ことばの大切さを説かれておられて、
いろんなことに思いをめぐらしました。
僕なりに簡単にいえば、どのように生きようか、ということ。
いろんなことを自分に問いかけることになりました。
僕は彼のいう人に伝える「ことば」を育てようとしているのか?
伝える「ことば」を大切なものとして思ってきたんだろうか?
べビーベットに帰るんだという思いから「にじぞう」が始まり、
1枚の絵のなかに、とても短い物語をいれ、
その思いを伝えようと試行錯誤をしてはいるが、
そのアウトプットの出口の場所に
具体的に、リアルに誰がいたんだろうか?
「ことば」を伝えたい具体的なひとは誰だったんだろうか?
その「ことば」はどんな「ことば」だったんだろうか?
書かれた「ことば」なのか、
また、ひとに語り伝えられた「ことば」なんだろうか?
絵は「ことば」では語らない。だから絵だよね。
語り伝える「ことば」がつむいでいく物語は
絵とは別のちからが必要なんだと改めて思う。
とても素敵なことを教えていただいたように思います。
もう1度、トライしてみようという勇気もいただきました。
ありがとうございました。
すこし前に「箱根のゴッホ」のことをかきました。
これを読んでいてくれたブンちゃんが
新宿のゴッホが1点見れますよと教えてくれました。
ひまわりだった。とても大きなひまわりだった。
ゴッホはあーだこーだもなく、ただ、ただ、かっこいい。
終日、ホロヴィッツのショパンを聴く。
3時におやすみ。 |